地域ケア会議推進リーダー、介護予防推進リーダー制度について

1. 地域ケア会議推進リーダー、介護予防推進リーダー制度について

日本は諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。そこで国は『地域包括ケアシステム』の構築を実現することによって、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的にできるまちづくりを実現し、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続ける姿を目指しています。日本理学療法士協会では、『地域包括ケアシステム』を推進するにあたって、「地域ケア会議」、「介護予防」の2つの施策に重点を置き、育成制度として、【地域ケア会議推進リーダー】、【介護予防推進リーダー】の2つの認証コースを設定しました。

【地域ケア会議推進リーダー】
・当面は、地域ケア会議の目的を踏まえたうえで、会議に参加し、自立支援につなげる助言ができる
・最終的には、理学療法士の強みを生かして総合的に地域包括ケアを推進できる

【介護予防推進リーダー】
・理学療法士としての専門性を生かした評価ができる
・効果的な予防プログラムを企画・立案できる
・多職種や住民との協議による予防プログラムを企画・提案できる

2. 推進リーダー履修要件・順序について

推進リーダー資格取得のための履修要件・順序は、日本理学療法士協会HP「マイページ 会員限定コンテンツ 地域包括ケアシステムに関する推進リーダー制度」をご参照ください。
→リンクはこちら https://www.japanpt.or.jp/info/20211025_098.html

3. 履修における注意点

1) 推進リーダー取得を目指すには、登録理学療法士を取得している必要があります。
   ➡「新生涯学習制度および会員管理システムのシステム変更に伴う推進リーダー取得要件の
     変更について」を参照する方はこちらをクリック。
 2) 履修要件には、①(リーダー取得を目指す)登録申請、②e-learning、③導入研修、
   ④士会指定事業があります。
 3) 履修には順序があります。順序を間違えると認定されないのでお気を付けください。
 4) e-learningには免除制度もあります。
 5) 士会指定事業は、奈良県士協会員は奈良県の士会指定事業を受けていただくことになります。
   ➡「奈良県理学療法士協会 指定事業について」を参照する方はこちらをクリック

4.推進リーダー取得後の活動について

奈良県ではリーダー資格取得後のアドバンス研修やリーダー研修を実施しています。詳しくは
奈良県士協会HPでの告知、およびお知らせメールにてご確認ください。

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