最期まで食べるケア~お食い締めの観点から~

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講師 牧野 日和 先生 愛知学院大学 心身科学部 健康科学科・言語聴覚士 -------------------------------------------------------------------------------------------- 講義概要 生物の最期は食べられなくなるのが自然な姿。ヒトも同様で、食べられる方がいる一方で、食べられない方や食べない方が良い方が存在します。 看取り期の支援は、「食べること」は一つの手段であり、その本質は「大切な人同士が死に別れるストレスの中で、後を生きる者が後で悔やまぬようけじめをつける」もの。 本講演では、看取り期の支援で対象者と家族、スタッフが一体となって、死をどう迎えるかについて、これまで私が経験した事例を通して解説します。 とくに私が実践している「お食い締め」支援は人生の最期に何かを食べようというもの。お食い初めが人生最初の食事であればお食い締めがあってもいいのではと思い命名しました。 私はこのお食い締め支援を、対象者の自己超越感を促し、家族やスタッフの死生観を養う、ライフサイクルの舞台のひとつと位置付けております。 講演でご紹介する事例たちは、われわれに高齢者が生きる意味、死んでいく意味を示唆してくれるでしょう。 プログラム前半:高齢者が生きる役割は何か    ・人の心の生涯発達    ・自己実現と自己超越    ・摂食嚥下支援に必要な最新の解剖生理 後半:最期まで食べるケアが目指すもの    ・口から食べる支援の3ステージ    ・看取り期は三位一体で お食い締め支援とは    ・最期まで食べるための具体的なアイデア ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。 -------------------------------------------------------------------------------------------- 受講料12,500円(税込) ※当日会場にてお支払い下さい。 ※開催日を含め7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。

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