評価から介入まで学べる基礎研修会〜立ち上がり動作編〜
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リハビリセラピストは動作をみる専門職です。 しかし専門職とはいえ、動作分析を苦手とするセラピストは数多くいるのが現状です。特に経験年数の若いセラピストの方々から、「何を正常とすればいいか分からない。」「どこから見ればいいか分からない。」「動作分析からアプローチにつなげることが難しい。」といった声を多く伺います。 立ち上がり動作は、立位を取った後の活動も含めると、理学療法士、作業療法士どちらにとっても、重要な動作です。この立ち上がり動作についての動作分析の視点を学ぶことは、臨床でとても有用なことと言えるでしょう。 臨床では、動作分析から問題点を抽出し、リハビリアプローチの手段の立案に至る流れが求められます。 本研修会では、このリハビリテーションの基本的な考え方を、立ち上がり動作を取り上げ、アプローチ方法まで学ぶことができます。アプローチ方法は当協会でお伝えしている徒手的介入法<組織滑走法TGA:Tissue Gliding Approach>を用います。 立ち上がり動作の動作分析の方法から、徒手的アプローチ方法まで学ぶことができる、とても臨床に即した研修内容となっております。リハビリテーションの基本的な考え方を学びたい方、動作分析の初歩を学びたい方、アプローチ方法の幅を広げたい方に、ぜひ受講していただきたいと考えております。 <講義・実技内容> ・評価から介入の流れについての考え方 ・立ち上がり動作の初歩的な評価の視点 ・評価から考えられる機能障害の挙げ方 ・機能障害に対応したリハビリアプローチの考え方 ・徒手的介入の位置付け ・徒手的介入方法(上肢、下肢、体幹)